米こうじのはなし 1

   

[米みそ]には米こうじを使います

  

蒸したお米に麹菌を接種し、

状態をみながら手入れをおこない、

48時間ほどかけてこうじにします

  

文字で表現すると簡単ですね♪ 

簡単なだけに奥が深い!です

   

家庭でみそを仕込む方が増えています

こうじが多ければ

甘味のあるみそになりますし、

こうじが少なければ

サッパリとしたみそになります

 *個人の感想です    

例えばこうじの出来がイマイチだと感じても

それほど気にしないでください

  

むしろ長い時間をかけて熟成していくうちに、

個性的なオリジナルみそが出来ますよ

   

大豆やお米にきちんと火が通っていて、

塩が適量、ムラなく混じっていればほぼ大丈夫です

   

半年くらい、楽しみにおまちください

  

  

みそのはなし 2

 

米みその塩分はおよそ12%です

これより塩分の低い米みそもあります

 

私はこの12%という塩分が、

雑菌の繁殖を抑える最適な数値

ではないか!と考えています

   

塩分をあまり抑えすぎると、

酸っぱいみそが出来上がる可能性もあります

   

世の中には塩分の低いみそもありますが、

そこには作り手のいろんなノウハウがあります

   

さて、みそ汁1杯に使われるみその量は大体10gくらいです

というと、みそ汁1杯の塩分相当量はおよそ1.2gです

  

この塩分、野菜の具だくさんみそ汁にすることで、

野菜のカリウムがみそのナトリウムを排出してくれる

と言われています

   

塩分の摂り過ぎには注意が必要ですが、

工夫しだいでクリアできることもあります

   

みなさんの食卓が、楽しく、おいしいものでありますように